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2018年7月11日水曜日

今回の豪雨で新たに考えさせられたこと。

西日本を襲った豪雨被害。

これまでの観測史上最大となる豪雨の影響で浸水や土砂崩れなどが発生し、西日本の13府県で約130名以上の方が亡くなり、現在でも行方不明となっている方がわかっているだけでも70名程いらっしゃいます。

被害にあわれた方々には謹んでお見舞い申し上げます。
また、行方不明者の方々が早急に、無事に見つかるよう祈っております。





普及にはまだまだ時間を要することと思いますが、 今回被災したことにより透析ができなくなった施設も多々あるようです。
 
これを受けて本日災害対策の講習会を当院で実施し聴講してきましたが、今現在当院が被災した場合、すぐに透析できる環境であるのか、またできなかった場合に近隣の病院で実施して貰えるよう連携ができているのか考えました。

 当院がある倶知安町は、一番近い都市が小樽となりますが、小樽から車で約1時間ほどかかります。透析のメーカがある札幌までは約2時間です。そしてどちらも峠を越さなければなりません。(ほぼ山に囲まれているためどこに行くにしても峠を越える必要があります)

このことから今回のような災害が起こってしまった場合、倶知安町は「陸の孤島」になる可能性が十分に考えられます。
そのため、災害時に水処理装置や供給装置などの透析機器が破損・使用できないとなった場合、メーカに来ていただいて直すにもすぐには出来ないのではと考えられます。
 
また、一番近い透析可能な施設は岩内町(倶知安から車で約30分)ですが、現在災害時の連携体制はできていない現状です。


今回の講習会の中でも、当院が置かれている現状など多くの課題が見つかったのではないかと思います。



今後、どのような体制で行くのか、近隣の施設との連携はどうするのかなど色々検討・協議して行ければと思います。
(一番下っ端の自分が言っても意味がないのではと思いますが)
 






P.S.
皆さんお久しぶりです。

最近めっきりブログを書けなくなっていましたが、バタバタしていた仕事が少しずつ落ち着いてきましたので、これからはちょこちょこ書いていこうと思います。

よろしくお願いします

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